減塩食の食事宅配

塩分と高血圧

ご存じのように、塩分は体に必要なものですが、取り過ぎると高血圧になる場合が多くなります。
高血圧は、脳卒中や心臓病ををはじめとして様々な病気を引き起こす元となります。

 

日本では成人の3人に1人、65歳以上の高齢者に至っては3人に2人が高血圧であるといわれています。
当然のことですが、普段の食生活による影響がもっとも多いといえます。
高血圧の予防には、減塩と体重管理が必須で、特に毎日の食事の塩分を制限することが重要です。

 

一般的に、次のような習慣がある人は塩分の取り過ぎになる可能性が高いようです。

 

1.味噌汁を1日に2回以上飲む。
2.ラーメン、そば、うどんなどのスープは半分以上飲む。
3.梅干しや佃煮、つけものなどをよく食べる。
4.魚の乾物や明太子などをよく食べる。
5.外食やコンビニ弁当が多い。
6.市販の惣菜やインスタント食品をよく食べる。
7.せんべいやスナック菓子をよく食べる。

 

この他にも多数ありますが、概して味の濃いものには多くの塩分が含まれていると考えていいでしょう。
市販の加工食品等は、しっかりした味にするため、どうしても塩分が多くなる傾向があります。
これはしっかりした味を求める人が多いため、市販食品においては仕方のないことであるといえます。

減塩食による食事改善の必要性

塩分の少ない食事というと、なにか味気ない食事をイメージしてしまいがちですが、素材の旨みを引き出すことによって、塩分が少なくてもしっかり味があっておいしい食事を作ることは可能です。
ただ、手間がかかるのでコストも高くなり、近所のスーパーではなかなか販売が難しい商品であるといえます。
今後、高齢化社会の到来による社会的ニースが高まってくれば、スーパーに多数の減塩食品が並ぶ日が来るかもしれません。

 

減塩食といっても、1日や2日取ったところで高血圧に対する即効性は期待できないため、本気で踏み切る気になれないという人も多いことでしょう。
医師から処方された薬ならすぐに血圧が下がるので、たとえ食事について指導されたとしてもなかなかそのとおりには実行できないケースは非常に多いといえます。

 

薬による改善は、高血圧の状態が続くと体の様々なところにダメージを受けるので、自分の体の力で正常な血圧を維持できるようになるまでの一時しのぎだと考えた方がいいでしょう。
飲んでいる薬に対する耐性が体にできてしまうこともあるため、いずれ薬の効果が小さいものとなり、さらに強い薬に替える必要が出てくるかもしれません。
そうなると、様々な副作用も心配です。
ですから、時間はかかりますが、食事改善により高血圧を克服するのが基本となるのです。

減塩食の食事宅配サービス

宅配食

減塩の食事制限をしている人のための食事宅配サービスです。

 

減塩食の塩分は2.0g未満が主流です。

 

減塩と同時にカロリーも考えられた食事メニューとなっています。

 


<減塩食の宅配サービス>
塩分制限(2g以下)気配り宅配食
 【ウェルネスダイニング】
1食平均300kcal、塩分2g以下の夕食セットメニューです。
7食・14食・21色のセットがあります。

特徴:
香辛料や出汁を使用することによっておいしさが引き立つよう工夫した塩分制限食です。
塩分を1.6g~1.9gに設定した、塩分が気になる方におすすめの7食セットのコースです。

メニュー:
あじの五目あんかけ、たちうおの生姜煮、さけのちゃんちゃん焼き、和風おろしハンバーグ、チキンクリームシチュー、チキングリルのトマトソーズ、ピーナッツ入り酢豚
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塩分を控えたい方 icon 【ニチレイフーズ】
塩分をコントロールしたい人におすすめのコースです。
塩分が2.0g以下のメニューを組み合わせ、カロリーも243kcalに抑えています。